こんばんは。ミナカワです。
ワンマンライブのレポート的なことは、ライブ写真をななみちゃんから頂いてから、写真とともにお伝えできればなと思います。
今日はひっそり、わたしの思うこと。
言葉を選ばずに言うと、わたしは「お涙頂戴」が嫌いです。
SHOWROOMの配信中にも、何度も話したことではありますが。笑
だから、自分だけの感情が湧き上がってひとりで泣いてしまう、みたいなのが絶対に絶対に嫌でした。
最後だからって、ぐしゃぐしゃに泣いちゃうのなんて死んでも嫌だった。
ステージに上がっている間はプロで居続けたいと思うし、感情をコントロールできないのはプロじゃないっていう考えでいます。
もちろん、どうしようもないときもあるし、空気や環境、タイミングでは涙が出てしまうのが自然であり、それがまた良い時もあります。
あくまでわたしの考え方なので、他の方がどうとかいうことじゃないです。
でもわたしはワンマンで、「演出」としての「泣かせにいく」みたいなのは絶対に嫌でした。
それは「お持ち帰りマイコ」ではないから。
わたしは「えがお♡はっぴぃ♡ぴーす」を最後まで掲げていたかったから。
わたしにはわたしなりの「組み立てた1日」があったから。
正直、3月のワンマンでやめると決めてから、ふと、一人で歩く帰り道にいろんなことを考えて、自然と涙があふれる日もありました。
泣くことは「悪」ではないけど、人にわざわざ見せるためのものでも、「涙」を流すよう誘導するものでもない、と私は思っていて。
当日、どうなってしまうか心配でした。
いろんな意味で不安でいっぱいだったし、最後の歌を歌えなくなるくらい号泣する状況になっちゃったらどうしようって思ってました。
外的な要因ではなく、自分自身の問題で、です。
だってわたしのワンマンだから。
わたしが考えて、わたしが作るワンマンだから。
わたし次第で状況が変わるもの。
誰かのせいとか、そんなんじゃない。
誰にも邪魔できないし、邪魔させない。
協力してくれる人はたくさんいたけど、誰にも干渉されるものではない。
実際に協力してくれた出演者・スタッフの皆さんは全員、わたしを理解してくれていた。
だから皆さんを信頼して、わたしはわたしを全うすべく、ひとつひとつのステージに集中できました。
ワンマンに近づくにつれ、「あともう少しで終わってしまう」という気持ちと「あともう少しで開放される」という気持ちと、本当に半々くらいでした。
辛かったり悔しかったこと、嬉しかったこと、いろいろ思い出して胸がいっぱいになって泣いちゃったらどうしよう、という不安。
当日その場になってみないとわからないから、なるようになれ!!って感じで臨みました。
今、終わって振り返ってみると、そんなこと気にならないくらいいろんな意味でいっぱいいっぱいで、集中力も途切れず、いい意味で余裕がなかったです。
出ずっぱりって思った以上に大変で、転換の10分も着替えと水分補給と、セットリストの確認と軽い打ち合わせで精一杯。
最後、アンコールで少し「うわああああああ」ってなったけど、最後まで笑顔で踊り、歌いきることができました。
ワンマンに向けて、どうやったらお客さんに喜んでもらえるかめちゃくちゃ考えました。
特典とかおまけみたいなものは「派手」なので、目についたと思いますが、わたしが何よりも重きを置いたのは演出です。
ワンマンに実際足を運んでくださった方は、わかってくれると思います。わかってくれると、信じたい。
お持ち帰りマイコの良さって、わたしはライブの楽しさだと自負してました。
だから、どんなライブだったら「お持ち帰りマイコ」らしいのか、どうやったら飽きずに楽しく誰もが平等に楽しめるかを考えました。
わたしは置いてけぼりにされるのが嫌いだから、誰かを置いてけぼりにしたくなかった。
たとえ知らない曲でも、知らないバックバンドでも、絶対に楽しませられるようにしたかった。
(曲の好みはあるにしてもね。)
当事者が良くても、傍から見たときに冷めるようなことは絶対にあってはならない、と思ってました。
これはワンマンにかぎらず、今までの活動でもずっとずっと気をつけていたことで。
SHOWROOMでもずっといい続けてたと思う。
こんなにぶっちゃけていいのかなってくらい腹の底割って話してたつもりです。
思いを、考えを、伝えるって難しい。
誰かに何かを頼むってことは、その人の時間を奪うということ。
本当の意味で相手を理解していなければ、「エゴ」で終わってしまうということ。
もちろんそれ以外にもいろーんなこと。
ワンマンを通してたくさんのことを感じ、考えました。
うまくまとまってなくて、支離滅裂って思うかもしれないけど、どうしても書いておきたかったので。
思ったことを忘れないためにも、書き留めてみました。
それでは、また。
写真つきのレポートをお楽しみに。